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こんにちは。
以前、別途記事にすると言っていた理工学基礎実験ですが、ようやくまとめていこうと思います。

  • どんな実験をするのか?
  • 各実験の難易度は?
  • 気をつけるべきことはあるのか?

などをまとめています。
これから理工学基礎実験を受ける理工学部2年生にとって有益な情報となれば嬉しいです。

参考程度に私が書いたレポートの文字数を載せています。
かなり楽して書いているので、これを超えていれば大丈夫だと思ってください。

※当記事ではC実験についてはまとめていません(私がやってないので)。
また、その他私がやっていない実験は情報が薄くなるのでご了承ください。


※2018年度の情報なので、現在は実験内容が多少変わっている可能性があるので注意してください。

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概要


実験の種類


理工学基礎実験は、理工学部2年の必修科目という括りになります。

学科によって受ける学期が異なり、

  • 春学期 : 機械・物理・物情・電子・化学・応化・生命
  • 秋学期 : 数理・管理・SD・情報

となっています。

また、実験には大きく分けて4種類あります。

  • A実験 : 工学系
  • B実験 : 物理系
  • C実験 : 化学系
  • D実験 : 管理工学系

春学期は A・B・C 実験
秋学期は A・B・D 実験
を実施します。
(B実験については春と秋で実施する実験が少し違う(?))

このD実験というのが非常に楽であり、基本的には秋学期に実験をする学科の方が有利です。

私は情報工学科なので秋学期に実験をしたため、この記事ではA・B・D実験についてまとめていきます。

実験の抽選


実験は全12回のため全ての実験を行うわけではなく、抽選で実施する題目や順番が決められます。
各テーマごとにそれぞれ4実験行うので、4×3で12題目となります。

ただ、実験にはかなり難易度差があり、この抽選で楽な題目を逃してしまうと痛いです。
しっかりお祈りしておきましょう。

実験を楽にする方法


恐らく多くの人はなるべく楽に実験を突破したいと考えているのではないでしょうか。
そのために必要なことはたった1つです。

  • 過去レポを手に入れる。

過去レポといっても別に先輩などから昨年のレポートを受け取る必要はなく、今年の過去レポを入手すればいいだけです。
つまり、友人などと協力してもう終わった実験のレポートをどんどん共有していけばいいわけです。
ただ、当然ですがあくまで過去レポは参考にするだけで、コピペは絶対やめましょう。
私の年度ですが、実際に90%程度のコピーがバレた人が居ました。彼はどうなったのやら…

実験の注意点


スキャナ


理工学基礎実験ではレポートは全て電子提出のため、一部の実験で紙をスキャナで取り込んで画像ファイルにする必要が出てきます。
メディア1階や実験室に置いてあるスキャナを使うか、スマホのスキャナアプリを使って取り込むことができます。
ただ、ごく一部の実験でスキャナアプリだと再レポになることがあるので、なるべく普通のスキャナを使うようにしましょう。

再レポート


再レポは成績に関係ないので、全く気にしなくて大丈夫です。
むしろ再レポになった方がいい感じに訂正して再提出できるので成績が上がることもあります。
(それでもやっぱり再レポはめんどくさいので食らわない方がいいですが…)
教授によって再レポになる率は異なるので、事前に調査しておいて楽できそうなら楽するのもアリです。

実験の欠席


理工学基礎実験では全ての実験を行う必要があるため、1つでも欠席すると落単です。
ただ、病気などの場合は補充実験を受けることができます。
万が一寝ブッチしてしまった場合は適当な理由をつけて病院に行き、診断書を貰っておくのが理想の動きらしいです。よく知りませんが。


A実験


A実験は以下の5題目中、抽選で4題目行います。

  1. アナログ演算回路
  2. 熱の移動
  3. 応力およびひずみの測定
  4. 流体実験
  5. 金属の切削加工


アナログ演算回路


回路を組み立てて、出力をオシロスコープや電圧計などから読み取ります。
嫌いな人が多そうですが、難易度は簡単なので特に苦戦することもない実験です。
グラフを手書きで書かされますが、量が少ないので問題ないと思います。
ただ、グラフのラベルや単位などを忘れると再レポになるので、そこだけは注意してください。

この実験は理工学基礎実験の中でも比較的普通の実験なので、これでヒーヒー言ってると先が思いやられます。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約2500字



熱の移動


私はやってません。

恐らく秋学期の実験の中では唯一小テストがある実験です。
やってないので内容はわかりませんが、難しいなどの噂は一切聞かなかったので多分大丈夫だと思います。

ただ、レポートがそこそこめんどくさいというのは耳にしたことがあります。

  • 疲労度:不明
  • 実験難易度:不明
  • 考察難易度:不明
  • 私のレポート文字数:なし



応力およびひずみの測定


金属の棒を筋肉で引きちぎる、ではなく機械で引きちぎる実験です。

この実験は表とグラフがとんでもない形をしているのでExcelが苦手な人は苦戦する可能性があります。
また、実験値が理論値からかなりずれてしまうことも多いです。

レポートは書くことは色々と多いですが、きちんと指定されており普通に調べれば出てくることばかりなので、詰まるところは無いかと思います。

  • 疲労度:★★☆
  • 実験難易度:★★☆
  • 考察難易度:★★☆
  • 私のレポート文字数:約3000字



流体実験


水の中で粒子がどんな風に流れるか~なんてことをやります。

実験自体は単純作業なので簡単なのですが、レポートがめんどくさいです。
考察で書くことがそこそこ多く、さらに調べても出てこない項目があるので下手すると時間が多く取られます

ただ教授曰く、指定した項目をちゃんと全部書いていれば内容がどうであれ再レポにはしないということだったので、そこはありがたいところです。

  • 疲労度:★★☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★★★
  • 私のレポート文字数:約3900字



金属の切削加工


A実験の大当たり枠です。
これを抽選で引けなかった人は泣いていいです。

機械を金属を削る実験です。
実験自体は別に楽じゃないですが、レポートがめちゃくちゃ簡単です。

目的・結果・考察・感想だけ書けばよく、さらに結果は実験中に書いた紙を貼り付けるだけ、考察は教科書に書いてある項目から3つ選んで調べるだけなので、1時間もかからずに終わると思います。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★★☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約900字



B実験


B実験は以下の7題目中、4題目行います。

  1. 音波の干渉
  2. 偏光
  3. 分光測定
  4. フーリエ解析と波形の合成
  5. 回路の共振
  6. マイケルソンの干渉計
  7. 核磁気共鳴

ただ、春と秋で実験の題目が変わるらしく、秋学期は分光測定・回路の共振は無かったのでそれらの情報は全くありません。
なのでこの記事ではそれ以外の5題目についてまとめています。


音波の干渉


音速を求めたり、うなりの実験をしたりします。

A実験のアナログ演算回路と同じく、実験もレポートも全体的に簡単です。
強いて言うなら原理に式が多いので打ち込むのがめんどくさいことくらいです。
これでヒーヒー言ってると危ないと思います。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約2700字



偏光


私はやってません。

B実験の中ではトップクラスでめんどくさいらしいです。
結構な枚数の手書きグラフを書かされます。

  • 疲労度:不明
  • 実験難易度:不明
  • 考察難易度:不明
  • 私のレポート文字数:なし



フーリエ解析と波形の合成


フーリエ解析なので、他の授業で習ってない人は何をやっているのかよくわからないかもしれません。

実験ではパソコンのツールを使います。
指示通りに作業するだけなので簡単ですし、実験時間が1時間以上余るほど早く終わります。

ただ、問題はレポートです。
図番号が50を超えるほどあり、考察も結構難しいです。
図はグラフを貼り付けてラベルなどを書くだけなので単体ではそうでもないですが、何せ約50個あるので人によってはこの実験が全実験中一番キツくなることもあります。
私はゲームしながらグラフを作っていたので全然楽でした。

ちなみにグラフのラベルなどを忘れると再レポになります。

  • 疲労度:個人差 ★★☆ or ★★★
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★★★
  • 私のレポート文字数:約3500字



マイケルソンの干渉計


マイケルソンの干渉計という装置を用いてレーザー光の波長を求めたりする実験です。
この実験は全体的に高難易度です。

実験は単調作業ですが、回数が結構多くて疲れます。
考察は項目が多く、そこそこ難しいです。
さらに再レポ率が非常に高いのも特徴です。

ちなみに豆知識。
穴埋めプリントが配られてそれに基づいて考察を書くところがありますが、穴埋めの答えを全部レポートに書く必要はないです。

また、私の場合理論値が違っていてさらに穴埋めの答えも違ったのに再レポになりませんでした。
再レポの詳しい基準は不明です。

  • 疲労度:★★★
  • 実験難易度:★★☆
  • 考察難易度:★★☆
  • 私のレポート文字数:約2800字



核磁気共鳴


内容が難しすぎて何をやっているのか分からない実験でした。

実験原理が非常に難しいので、教授が説明しているときは集中して聞いておいた方がいいです。
分からないとあとでレポートにどう書いたらいいか困ります。
さらに考察も難しいので、考察に書く内容を説明しているときもよく聞いておきましょう。

ただ、レポートは実験方法を書かなくてもいいのと、考察は分からなくてもとりあえず何か書いとけば大丈夫なので、時間はかかるかもしれませんが比較的楽です。


  • 疲労度:★★☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★★★
  • 私のレポート文字数:約1900字



D実験


D実験は題目の抽選はないです。

  1. 仕事のシステムでの流れの実験(前半)
  2. 仕事のシステムでの流れの実験(後半)
  3. コンピュテーション・コンプレクシティ
  4. 経営意思決定問題

この4つを全部やります。

D実験は教科書には6種類ほど題目があったのですが、実際はなぜかこの3題目しかありませんでした。

仕事のシステムでの流れの実験(前半)


小さな機械に球を投入して遊ぶだけの実験です。
この実験は前後半に分かれていますが、やることはあまり変わらないです。

実験自体は簡単です。
レポートは、実験原理不要、結果はプリント貼り付け、考察も半ページ程度と楽ちんです。
プリントのグラフを書くのが少しめんどくさいくらいです。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約1500字


仕事のシステムでの流れの実験(後半)


前半から、機械が2連結になり、作業がExcelに移っただけです。

グラフを書くのはExcelが自動でやってくれるのでその手間は省けますが、代わりにレポートの考察の量が結構増えています。
また、Excelの関数などをきちんと使わないと手間が増えるので注意しましょう。

総じて、前半よりちょっとめんどくさくなったという感じですね。

  • 疲労度:★★☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約2900字



コンピュテーション・コンプレクシティ


パソコンを使ってソートアルゴリズムを実行する実験です。
アルゴリズムは元々用意されているので、本当にただ実行するだけの作業です。

考察では、それぞれのソートの特徴などをまとめます。
長所短所などは表でまとめるのをおすすめします。
ただ、楽だからと言って考察をあまりにもサボると再レポになるらしいです。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約2000字



経営意思決定問題


蕎麦屋がどうすれば儲かるかを費用などを計算しながら考える実験です。
間違いなく全実験中一番楽です。

両面のプリントが1枚配られ、それを埋めてレポートに貼って提出します。
実験中に4分の3ほど答えを書いてしまうので、残りの4分の1(考察ちょっと&感想)を埋めるだけでよく、10~20分で終わります

問題はそこそこ難しいのでよくわからなかったらTAに聞きまくってもいいですし、一定時間経てば答えを教えてくれるので大丈夫です。

  • 疲労度:★☆☆
  • 実験難易度:★☆☆
  • 考察難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約200字



まとめ


いかがだったでしょうか。

実験は指定されたことをきちんとレポートに書いていれば普通は評定Aが来る科目です。
私のレポート文字数は結構少なめだったと思いますが、これでもAを貰えました。
さらに指定されてないこともたくさん書けばSが来るのではないかなと思います。

とりあえず最後にこれだけは言っておきます。
寝ブッチだけはしないように!


<関連記事>情報工学科2年の必修科目はコチラ