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こんにちは。
今回は、情報工学科3年の必修科目「情報工学実験第1」について書いていこうと思います。

  • どんな実験をするのか?
  • 各実験の難易度は?
  • 気をつけるべきことはあるのか?

などをまとめています。
これから情報工学実験を受ける情報工学科3年生の方々にとって有益な情報となれば嬉しいです。

参考程度に私が書いたレポートの文字数を載せています。
かなり楽して書いているので、これを超えていれば大丈夫だと思ってください。

※2019年度の情報なので、現在は実験内容が多少変わっている可能性があるので注意してください。




概要


「情報工学実験第1」は、春学期・月曜日の2~4限です。
1限からではないので寝ブッチの危険性が少し減りますね。

1週目に実験2週目にディスカッションがあります。
これを6実験分繰り返す形になります。
つまり、レポートは2週間に1回です。理工学基礎実験より楽ですね。

早く終わることも稀にありますが、基本的には3時間分フルに使うと思ってください。
また、それに加えて宿題が出る実験もあります。
手順を間違えると5限までかかってしまうなどとガイダンスのときに脅されるかもしれませんが、よほど下手じゃない限り時間内に終わります。

ちなみに、実験書などはすべてPDF配布なので、今までのように分厚い教科書を持っていく必要はありません。
その代わりパソコンはほぼ必須です。(または実験書を印刷)
ついでに名札や実験ノートなども使いません。
測定結果などはデータで持ち帰ったりExcelで記録したりします。


レポート


理工学基礎実験と違って、紙提出になります。
なぜ退化したのか。

実験が終わったあとに実験準備室へレポートの表紙を受け取りに行くシステムになっています。
表紙を受け取り忘れる人がそこそこいますが、もし忘れても後日配布してくれます。

レポートの書き方などは理工学基礎実験と同じです。

ディスカッション


情報工学実験では、実験のあった次の週にディスカッションが行われます。
これがおそらく一番気になるところではないでしょうか。

各実験によって内容が大きく異なるので、詳しくは各実験の説明のときに書いていきます。


実験


それではここから、それぞれの実験の内容を説明していきます。

AM・FMの通信実験


ラジオでよく聞くAM・FMについて理解します。

実験・レポート


情報工学実験6種類の中で、一番理工学基礎実験に近い内容だと思います。

理論も分かりづらく、実験データも多く、考察も意味不明といった、かなりの高難易度実験です
理工学基礎実験のA,B実験あたりの完全上位互換のような感じです。

ディスカッション


教授と1対1で面接をするような形式です。
教授の質問に対して、ホワイトボードを使って説明します。

流れとしては、
部屋に全員集まる→1人ずつ指名されて前に出る→いくらか質問されるので説明→次の人へ
といった感じです。

他の人が説明してる様子は一応観察できるので、なんとなくこういうことが聞かれるんだろうな~とか次はここが聞かれるかな~と予想して、他の人が説明している間にパソコンで勉強しておくといいです。
ただし、待機しているときはパソコンを使えますが、説明中は何も見れません。

基本的には実験書に書いてあることを覚えておけばいいです
各用語の英語いろいろな式回路図グラフなどは暗記しておいたほうがいいです。
単純に覚えるだけではなく原理を理解しておかないと厳しいかもしれません。
また、半角の公式・積和の公式などを聞かれていた人も居たので、一応覚えておきましょう。

質問されたことの半分ぐらいをちゃんと答えられれば大丈夫です
実験書に書いてないことも聞かれたりするので、全部完璧に答える必要はありません。

私がやった時の場合、ほとんどの人はAMに関することで、最後の人だけFMについて聞かれていました。
AMの方が簡単なので安心ですね。


注意点ですが、指名順がランダムです。
これが一番きついです。



総評:個人的に全実験中一番キツいと思うので、頑張って凌ぎましょう。

  • 実験難易度:★★★
  • レポート難易度:★★★
  • ディスカッション難易度:★★★
  • 私のレポート文字数:約3000字


フィルタ


フィルタを自作していろいろ測定をする実験です。

実験・レポート


オペアンプをはんだづけで作ります。
失敗率がとても高いのですが、失敗しても予備のオペアンプを使えばいいので気楽にやれば大丈夫です。

レポートは結構楽ですが、理論値を出すことだけが難しいです。
理論値が間違っていると再レポになるので、出し方が分からなかったら誰かに聞きましょう。

ディスカッション


全実験中いちばん楽です。
90分間教授の話を聞くだけです。



総評:とても楽です。

  • 実験難易度:★☆☆
  • レポート難易度:★★☆
  • ディスカッション難易度:☆☆☆
  • 私のレポート文字数:約1800字


コンピュータグラフィックス


POV-RayというCG作成ソフトを使って、CG作品を作る実験です。

実験・レポート


実験では、POV-Rayの使い方を覚えます。
また、作品のテーマが与えられるので、何を作るか決めます。

そして、CG作品を作る作業はすべて宿題になります
総合で5~10時間かかりますがこれを1週間でやるので結構しんどいです。

ただ、レポートはどのように作ったかを書くだけなので楽です。

ですが、別途パワポでプレゼンテーション資料を作る必要があります。
クオリティは雑でいいです。アニメーションなどを盛り込む必要は全くありません。

ディスカッション


完成したCG作品を5分ほどでプレゼンします

作品の画像→どこをどのように作ったか・どう工夫したか→改善点
という構成で発表するのが個人的なオススメです。
作品の画像は画面いっぱいの大きさにしておいた方がいいです。

プレゼンのクオリティは適当で大丈夫です。
そもそも1週間でやる課題の量じゃないので、みんなパワポもプレゼンも雑です。
(ついでにCG作品まで雑な人もいます。)
一応プレゼンの時間はタイマーで計測されますが、少々時間オーバーしても大丈夫です。

プレゼンの後は教授・TAからコメントを貰いますが、CGのクオリティがかなり酷くてもそこそこ肯定的なコメントを貰えるので、気楽にいきましょう。



総評:課題の量がおかしいだけです。

  • 実験難易度:★☆☆
  • 課題難易度:★★★
  • ディスカッション難易度:★★☆
  • 私のレポート文字数:約2500字(うちCGのコードが900字なので実質1600字)


画像からの立体形状キャプチャ


写真から3Dモデルを復元する実験です。

実験・レポート


穴あきのプログラムが配布されるので、それを埋めて実行していく作業です。
分からなかったらTAに質問しまくりましょう。

レポートは、考察がちょっと難しいかな?という程度です。
全体的には楽ちんです。

ディスカッション


ほぼ教授が説明するだけです。
一部の人はレポートに書いたことについて少しだけ質問されたりします。
レポートに奇抜な考察を書くと指名されやすくなるので、どうしても当てられたくない人は変なことを書かない方がいいです。



総評:フィルタの次に楽な実験だと思います。

  • 実験難易度:★☆☆
  • レポート難易度:★☆☆
  • ディスカッション難易度:★☆☆
  • 私のレポート文字数:約2500字


デジタル伝送の基礎


名前の通りデジタル伝送についての実験です。

この実験のみ小テストがありますが、普通に予習していれば半分ぐらいできます。

実験・レポート


前半は、導線の長さを変えたりくるくる巻いたりしながら、ラジオの聴こえ方がどう変わるかを試す実験です。
後半は、仕様書を読みながらパソコンで作業します。

この、後半で使う仕様書が英語で書いてあるので、どこの値を使えばいいかわからないと無駄に時間を使うことになります。
先にこの実験をやった友達が居る場合、やり方を聞いておけば他の人より1時間ほど早く終わるかもしれません


レポートは、分量も多く考察もよくわからないため、結構重いです。
ちなみに、前半の実験で撮影した写真を全て載せる必要はありませんでした。

ディスカッション


名前の通りディスカッションをするのはこの実験だけです。

小テストの内容について、答えがどうなるかを学生同士で議論します

私は一言も喋りませんでしたが、それでも一応大丈夫でした…
喋った方が早く終わるのは間違いないですが。
ただ、発言量は恐らく評価されていません

小テストの確認は2限で終わると思います。
その後、教授に「レポートの考察についても議論しますか?」と聞かれました。
「はい」を選ぶと3,4限までディスカッションすることになるらしいです。
私のグループはめんどくさいのでやらずに、昼で終わらせました。

ただ、確認もせずに4限までやらされたグループもあるみたいです。



総評:全体的にしんどいです。

  • 実験難易度:★★☆
  • レポート難易度:★★★
  • ディスカッション難易度:★★☆
  • 私のレポート文字数:約3500字


実世界センシング


センサーを使ったサービスなどを考えて、実際に作ってみる実験です。

実験・レポート


だいたいの流れはCG実験とほぼ同じです。

実験では、はんだづけでセンサーを自作、センサーがきちんと動作するか確認します。
また、実際にグループでセンサーを使ったサービスを考えてミニプレゼンをします

実験後は、センサーに必要なコンピュータや装置などを一式持ち帰り、自宅でサービスを考えて作ります
どんなサービスがあるかなどは実験指導書に例が挙がっています。
場合によってはCGより時間がかかります。

あとはCG実験と同じで、レポートを書いてプレゼン資料を作って終わりです。


※持ち帰るケースがとても大きいので、丸出しで持って帰るのが嫌な方は大きめのバッグや袋などを用意しておきましょう。
(大きめのリュックにギリギリ入るか入らないかくらいの大きさ)


ディスカッション


CG実験同様、プレゼンをします
こちらもクオリティは適当で大丈夫です。



総評:CGの上位互換です。

  • 実験難易度:★★★
  • 課題難易度:★★★
  • ディスカッション難易度:★★☆
  • 私のレポート文字数:約3000字



まとめ


いかがだったでしょうか。

楽な実験2つ+キツい実験4つで構成されています。
ともあれ、2週間に1回のレポートなので他の学科と比べると楽な方です。