こんにちは。
今回は、これから大学に入学する予定の新入生の方向けに、「大学でぼっちや陰キャは生きていけるのか?」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
- これからの大学生活がとても不安…
- 人見知り・コミュ障だけど友達が欲しい…
- そもそも大学でぼっちになっても大丈夫…?
などの疑問・悩みに答えていこうと思います。
はじめに
まず最初に、筆者は極度の人見知りです。
初対面の人に対してはほぼ何も喋れないくらいですかね。
ネットで「大学 友達 作り方」などで検索すると、どの記事もどの記事も「自分から話しかける」とばかり書いてあります。
恐らく私と同じように人見知りの人は、「いやそれが無理だからこうやって検索してるんだよ!」と叫んでるのではないでしょうか…?
この記事では、積極的に友達を作る方法は紹介しません。
むしろ、人見知りの人でも自然に友達ができる環境の作り方をお教え出来たらいいなと思っております。
また、「万が一友達ができなかった場合はどうなってしまうのか?」などについてもまとめているので、是非参考にしてみてください。
大学生活でぼっちはアリなのか?
ここから先を読む前に、前提として頭に入れておいてほしいことがあります。
それは、
大学生活では、ぼっちになる場面に必ず遭遇する。
ということです。
小中高では受ける授業というものは9割以上決まっており、仲の良い友達がいればその友達と一緒にすべての授業を受けることができます。
ですが大学ではそううまくはいきません。
大学の授業は、必修科目と呼ばれる必ず受けなければいけない授業を除いて、ほとんどが選択制になっています。
自分の興味のある科目を選んでいると、絶対に友達と一緒に授業を受けることができるとは限らないのです。
- ある授業で友達がいなくてぼっちになってしまう
- 授業の関係で友達とごはんの時間が合わなくて1人でごはんを食べることになってしまう
- テスト期間に1人で勉強する
こういったことは大学生活ではほぼ当たり前です。
実際、見た目からして友達100人以上居そうな明らかに陽キャな人が、食堂でぼっち飯してることはよくある光景です。
小中高と大学では、ぼっちの重みが違うということを覚えておいてください。
大学はぼっちに優しい
大学で友達ができるのか不安な方は多いかと思います。
ですが安心してほしいです。
大学はとてもぼっちに優しい空間です。
前述したように、大学生活では仕方なくぼっちになってしまう場面があります。
なので、必然的に全体のぼっち率は高くなります。
この記事のネタを大学で思いついたときに教室を見回してみましたが、だいたい2~3割の人はぼっちでした。
大学の授業ではだいたい1教室に100人程度いるので、その中の20~30人がぼっちだと考えると、別に自分がぼっちでも他人の目が気になったりすることはないと思います。
また、他の施設にも1人で過ごしやすいようなスペースはあります。
食堂には1人席がいくつも用意されていますし、大学の図書館には隣の席と板で仕切られて1人で静かに勉強ができるようになっている場所があります。
(食堂で陽キャに席を確保されてしまう某有名な話がありますが、普通陽キャグループは1人席を占領することはないですし、そもそも混雑時の食堂は食べ終わったら出ていくように促されるので、ぼっちだと食堂にいけないなんてことはありません。)
大学でぼっちであることのメリット・デメリット
そもそもぼっちになるとどうなるのでしょうか。
ここでは、大学でぼっちであることのメリット・デメリットについてまとめていこうと思います。
メリット
- 自分の好きなように行動できる
ぼっちになることで手に入るものは自由です。
しかし、大学は元々とても自由度が高いので、正直友達が居たとしてもほぼ自由です。
なので、ぼっちでいたほうが圧倒的に得をするような場面はほぼ無いと思ってください。
デメリット
- 情弱になる
- 勉強しかやることがなくなる
大学は情報戦です。
授業を選ぶときも、この授業は楽なのかどうかの情報を得る必要があります。
テストを受けるときも、過去問を手に入れておいたほうが圧倒的に有利になります。
しかし、ぼっちになってしまうと大学生活における重要な情報を得る機会が少なくなります。
授業を選んだり、ゼミ・研究室を選んだりするときも、すべて自分1人で決めなければいけません。
これはかなり厳しいと思っておいたほうがいいです。
また、大学に行っても基本的に勉強をするしかなくなります。
元々勉強が好きな人は勉強に集中できるのでとてもいい環境かもしれませんが、勉強が嫌いな人にとっては苦痛です。
大学生活が、授業を受ける→昼食→授業を受ける→帰宅 の繰り返しだけになります。
したがって、大学においては友達が居た方が圧倒的に有利です。
もともと人と関わるのが好きではない方も、最低限の人脈だけは築いておいたほうがいいです。
大学で友達を作る方法
それでは、大学で友達を作るにはどうすればいいのでしょうか。
結論から言いますと、超最低限のコミュニケーション能力さえあれば大学で友達を作るのは簡単です。
小中高で普通に友達が居た方は、手段さえ間違えなければ必ず友達はできます。
ましてや大学は小中高よりも友達が作りやすいと考えているので、小中高でほとんど友達が居なかった人でもチャンスはあります。
ちなみに超最低限のコミュニケーション能力というのは、ここでは仲の良い人と普通に会話することができる能力と定義します。
初対面の人だとほぼ一言も喋らなくなる私のような人見知りの方でも大丈夫です。
ここで紹介する方法は、自分から話しかけるような人見知りにとって難しいものではなく、話しかけられやすい環境に自分を置くことで友達を作りやすくする方法です。
※ただ、親しい人とも上手く喋れないようないわゆるコミュ障の方には正直厳しいかもしれません。
授業で友達を作る
大学の授業では、ペアワーク・グループワークが実施されることがあります。
こういったところでは嫌でも少人数で会話することになるので、上手くいけば友達になれる可能性もあります。
少人数でのグループワークは基本的に何か喋る必要があるので、自分から頑張って話しかけたりしなくても自然と会話することができます。
ただ、関わる回数はその1回だけだったりすることもあるので、正直授業で友達を作るのは難しいです。
サークルで友達を作る
サークルは一番友達が作りやすい場所です。
基本的に週何度も会うことになり、さらにサークルが同じということは趣味が一致しているので、かなり仲良くなりやすい空間だと思います。
始業式の後にサークル勧誘の期間があるので、新入生の方はなるべく多くのサークルの説明会に参加してみるようにしましょう。(説明会自体はぼっちで行く新入生がたくさんいるので安心してください。)
このサークル選びはとても重要で、もし自分が陰キャなのであれば必ず陰キャが多そうなサークルを選ぶようにしましょう。
大学からは陽キャになりたいからといって、陽キャが多そうなサークルを選んでもだいたい失敗すると思います。
また、人数が少ないほど友達は作りやすいので、コミュニケーションに自信のない人は小規模のサークルを選びましょう。
小規模のサークルであれば、自分から無理に話しかけにいかなくても自然と喋れるようになります。
ただ、サークルには入りたくないけど友達は欲しいという人もいると思います。
そういう人は、とりあえず最初はサークルに加入だけしておいて、友達ができたら自然とフェードアウトしていくという作戦もあります。
ただ、サークルによっては年会費が必要だったり抜けるのに手続きが必要だったりするところもあるので、事前に確認しておきましょう。
余談:サークルの説明会について
サークルの説明会に行くのが怖いという人も居るかと思います。
私自身が人見知りなのでその気持ちは死ぬほどよくわかります。
ですが、小規模のサークルであれば上級生が1対1で対応してくれて適当な話題を振ってくれるので特別コミュニケーション能力が必要な場所ではありません。
いいところだと履修相談に乗ってくれたりします。
ただ、大規模のサークルになると集団でタダ飯を食べに行ったりするところもあります。
そういう場所では新入生同士のコミュニケーションが求められることもあるので、人見知りならば極力避けた方がいいと思います。
SNSで友達を作る
SNSで友達を作る方法もあります。
特に、Twitterです。
友達を作れる自信が無い人はとりあえずTwitterだけはやっておきましょう。
少なくとも同じ大学の人と関わることが出来るので、完全なるぼっちではなくなります。
万が一リアルで友達ができなかったとしてもTwitterから大学の色々な情報を得られます。
また、Twitterで会う約束をし、実際にエンカして友達になるといったことも可能です。
ぼっちになったらどんな生活になる?
それでももし万が一ぼっちになってしまった場合、どのような生活を送ってしまうのでしょうか。
一般的な大学生の生活から考察してみましょう。
授業
授業は1人で受けることになります。
1人のときは主にかなり前の方か、かなり後ろの方に座ります。
友達と一緒に受ける人達はだいたい真ん中あたりにいることが多いからです。
授業をまじめに受ける場合は前の方へ、内職をする場合は後ろの方へ座るのが基本です。
上でも書きましたが、2~3割の人はぼっちで授業を受けているので他人の目が気になることはありません。
昼食
お昼ごはんも1人で食べることになります。
基本的に大学での昼食は、食堂・持ち込み・外食の3択になるかと思われます。
食堂を利用する場合は、1人席を使います。1人で食べている人は結構いるので大丈夫です。
1人席が無い場合は、なるべく空いている時間に行って2人席を1人で占領します。
持ち込み(コンビニでの購入や持参のお弁当など)の場合は、空き教室、または次の授業の教室で食べます。お昼時になると空き教室でぼっちでごはんを食べている人は結構いるので、全く不自然ではありません。
外食の場合は、駅周辺のチェーン店やラーメン屋を利用します。この辺りのお店は1人で来ている客がかなり多いので、お金を気にしないのであればおススメです。
運が良ければ食堂より安くて美味しいお店もあります。
こうして書いてみると、やはり前に述べたように大学でぼっち生活をするのはそこまで苦労しません。
万が一ぼっちになってしまっても息苦しくなって大学に行けなくなってしまうようなことは無いと思うので安心してください。
ただ、寂しいですが。
まとめ
というわけでいかがだったでしょうか。
新入生の皆さんにとって、高校は大学と違って1年間一緒に過ごすクラスなどが無いので、友達ができるか不安だと思います。
ですが、サークルなど友達が作りやすい環境はたくさんあります。今まで友達が作れていた人なら苦労なく友達はできるので安心しましょう。
そして、万が一ぼっちになってしまっても、大学はぼっちに優しいので大丈夫です。
あまり緊張せずに気楽にいきましょう。
それでは、良い大学生活を。
◆まとめ◆
- 大学はぼっちに優しい施設です。
- 誰でもぼっちになる場面はあるので、ぼっちになってもそこまで気にしないようにしましょう。
- 小規模のサークルは友達が作りやすいです。
- 今まで友達を普通に作れていた人なら絶対に友達はできます。
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