こんにちは。
大学生のみなさん、バイト、やってますか?
大学生のバイトといえば、店員や塾講師などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回はそんなありきたりなバイトとは一味違う、少し怪しいバイトを紹介していきたいと思います。
その名も、「落単詐欺師」。
一体どのようなバイトなのでしょうか。詐欺師ですしいかにもヤバそうな雰囲気が漂いますね。
この記事では、そんな落単詐欺師の仕事内容や給料などについて、まとめていきます。
落単詐欺師の仕事内容
落単詐欺師とは
落単詐欺師とは、落単するふりをする仕事です。
大学は、講義を受けて単位を一定数取得すると卒業できる仕組みです。
そんな単位を落とすことを落単といいます。
落単詐欺師は、この単位を落とすふりをして、実際には単位を得ている…といった詐欺を行うのが主な業務内容になります。
一般的な詐欺行為は、詐欺罪として刑法第246条で禁止されています。
しかし落単詐欺は、他人の財産に対して直接危害を加えるわけではないので、法律的にはセーフです。
「え、詐欺?絶対あぶないバイトじゃん!」と思った方もいらっしゃると思いますが、逮捕されたりすることはないので安心してください。
落単詐欺師の仕事内容
具体的な仕事内容としては以下の通りです。
- テスト前などに落単をほのめかす発言をする
- 絶対に単位を落とさないようひっそりと勉強してテストを受ける
- 成績発表の際、無事に単位を得たことを公開する
落単をほのめかす発言というのは何でも構いません。
ここでは例を挙げておきます。
- 「やば!明日テストなのに全然勉強してないよ~~(泣)」
- 「〇〇全然わからんからテスト無理だわ、諦めて寝る」
- 「テスト半分しかできてないw こんなの絶対落単じゃんw」
これを見た他の学生は、
「こいつ全然勉強してないのかよ、さすがに俺の方がいい成績来るな」
と感じてしまうわけです。
ですが、実際に蓋を開けてみると落単詐欺をしていた人のほうが成績が良かったというオチです。
騙された方はめちゃくちゃムカつきます。
以上が一連の仕事の流れになります。
落単詐欺師の勤務時間
落単詐欺師の勤務時間はとても短いです。
学期末のテスト前などに、数分ほど落単をほのめかす発言をし、その後ある程度勉強をしておけば業務完了です。
一般的なアルバイトの時間が週2~4回で3~7時間ほどと仮定すると、落単詐欺師の勤務時間はほとんど無いと言っても過言ではないでしょう。
学業とバイトの両立は難しいかも…と感じている学生にとっては嬉しいですね。
落単詐欺師になるには
落単詐欺師になるための条件は、大学生であることです。
特別な資格などは必要ありません。
通常のバイトであれば、応募して面接や試験などを受ける必要があります。
ですが落単詐欺師の場合は、バイトを始めたいと思ったその瞬間からすぐに始めることができるので、面倒な手続きなどは一切ありません。
※注意点※
一応詐欺師の仕事です。落単詐欺師になったからといって、友達に「俺今日から落単詐欺師になったんだよね~」などとひけらかすのはやめましょう。
落単詐欺師の給料・年収
一般的なバイトの場合、時給制になっているかと思います。
ですが、落単詐欺師のバイトは完全出来高制です。
いくら落単詐欺をしても詐欺に引っかかる人が1人も居なかった場合、貰える給料も当然0ということになります。
それでは、1人詐欺にかかるあたり何円貰えるのでしょうか。
給料・年収は?
落単詐欺師の給料は一般的に、詐欺1回につき0円と言われています。
意外に高いと思った方も多いのではないでしょうか。
学期ごとに10人に詐欺を行った場合、春と秋で 0×10×2 となり 年収は0円 になります。
日本人の年収はおよそ360万円が中央値なので、この値は大学生のバイトにしてはなかなか良い方ですね。
落単詐欺師のメリット
始めるのが簡単
先述の通り、仕事を始めるのがとても簡単です。
大学生であれば誰でもすぐになれるのは魅力ですね。
コミュニケーション能力が鍛えられる
落単詐欺師は、ただ人と会話するだけではなく詐欺を行わなければいけないので、必然的にコミュニケーションが上手になりますね。
SNS上で話すだけでも落単詐欺はできるので、リアルで人と話すのはちょっと…という方にもおすすめです。
落単詐欺師のデメリット
友達を失う
当たり前ですね。
罪悪感がすごい
当たり前ですね。
まとめ
やめましょう。
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