こんにちは。
今回は、情報工学科3年の必修科目「情報工学実験第2」について書いていこうと思います。
- どんな実験をするのか?
- 各実験の難易度は?
- 気をつけるべきことはあるのか?
などをまとめています。
これから情報工学実験を受ける情報工学科3年生の方々にとって有益な情報となれば嬉しいです。
参考程度に私が書いたレポートの文字数を載せています。
かなり楽して書いているので、これを超えていれば大丈夫だと思ってください。
※2019年度の情報なので、現在は実験内容が多少変わっている可能性があるので注意してください。
概要
「情報工学実験第2」は、秋学期・月曜日の2~5限です。
第1は2~4限でしたが、第2は5限までになっています。
ですが、ほとんどの場合は4限までに終わります。
また、第1と違ってテーマが分かれていて、好きな方を選ぶシステムになっています。
4テーマ実験コース
- マイクロプロセッサ
- 動画像処理実験
- LANの性能測定
- WEBアプリケーション開発
ロボット製作コース
- 知的ロボットインターフェースの製作
ロボット実験はある程度の人気があり、定員オーバーした場合は抽選が行われます。
私の意見としては、特にどっちでもいい場合は4テーマ実験を選んでおくほうがいいと思います。
理由としては以下の通りです。
- 4テーマの方がいろいろな実験ができる
- 4テーマは12月末に終わるが、ロボット実験は2月までかかるらしい
2つ目の理由が大きいですかね^^;
4テーマ実験について
1,2,3週目に実験、次の実験テーマの1週目の途中でディスカッションがあります。
これを4実験分繰り返す形になります。
つまり、レポートは3週間に1回です。情報工学実験第1より楽です。
レポート
第1と同じく紙提出になります。
内容に関しては、第1と比べてかなり簡単になっています。
原理→方法→結果→考察みたいなテンプレレポートを書く実験は一切ありません。
ディスカッション
第1のディスカッションはけっこう難易度が高かったですが、第2のディスカッションはとても簡単なので安心してください。
実験
それではここから、それぞれの実験の内容を説明していきます。
マイクロプロセッサ
FPGAを使ってゲームを作ります。
詳細は、ここでは書き切れないので実験指導書を読んだ方が早いです。
1週目:説明・少し作業
2週目:ディスカッション・製作(5限までかかるかも)
3週目:製作・プレゼン
実験・レポート
3人1組に分かれてゲームを作っていきます。
相方は自由に選べるわけではなく、名簿順に上から3人ずつ勝手に分けられます。
- ソフトウェア担当(ゲームのソースコードを書く人)
- ハードウェア担当(ボタンなどで入力できるようにする人)
- LCD担当(画面に文字などを表示できるようにする人)
といった、3つの役割に分かれます。
2週目以降は結局みんなでソフトウェアを作っていくことになるので、余計な仕事がないソフトウェア担当がいちばん楽です。
余談ですが、ソースコードを書いてコンパイルするのに3~5分ぐらいかかります。ストレス要素です。
また、レポートではゲームの仕様をまとめたりソースコードの解説をしたりします。
ディスカッション
2週目の最初にあるディスカッションでは、どんなゲームにするのかという案やら仕様やらを教授に説明します。
けっこう適当なので、なんとなく案が固まっていれば問題ないです。
3週目の最後のプレゼンでは、実際にゲームをプレイしながらどういうゲームなのかを説明します。
そもそもゲームが完成してないグループもいたので、こちらも適当で問題ないです。
総評:コンパイル時間が長い。
- 実験難易度:★★☆
- レポート難易度:★★☆
- ディスカッション難易度:☆☆☆
- 私のレポート文字数:約2000字
動画像処理実験
UnityとPSMoveを使ってゲームを作ります。
1週目:チュートリアル
2週目:製作(5限までかかるかも)
3週目:製作・プレゼン
実験・レポート
2人1組に分かれてゲームを作っていきます。
マイクロプロセッサと違って相方は自由に選べます。
実験前に同じパソコンの前に座っておきましょう。
PSMoveというのはWiiリモコンみたいなものです。
これを活かした面白いゲームを考えて作っていく実験です。
レポートはゲームの内容+αです。
1時間ぐらいで終わります。
ディスカッション
実際にゲームをプレイしながらのプレゼンです。
マイクロプロセッサと同じですね。
※余談※
当たり前ですが、この実験ではUnityを使ってゲームを作るのでUnity経験者がいるととっても楽になります。
総評:とても楽です。
- 実験難易度:★★☆
- レポート難易度:★☆☆
- ディスカッション難易度:☆☆☆
- 私のレポート文字数:約1500字
LANの性能測定
LANの性能を測定します。
1週目:測定
2週目:測定
3週目:測定
(なにこれ)
実験・レポート
2人1組で、隣のパソコン同士で通信しながら性能を測定していきます。
測定するプログラムは自分で作ります。
また、相方は自由に選べます。
書くコードは結構むずかしいので、教授の話をちゃんと聞いておいた方がいいです。
特に2週目のコードが何を書いていいか分からないケースが多いので、分からなかったらどんどんTAに質問しましょう。
3週目は6人1組で測定をします。
この週はめんどくさいだけで特に考えることはないので楽です。
レポートは測定結果の貼り付け+プリントの穴埋めです。
考察を書くところが1ページぐらいありますが、大したことはありません。
ディスカッション
次の実験の1週目の途中でディスカッションがあります。
レポートがいったん返却されて、ここはこういう評価項目ですよ~とか説明されるだけです。
話を聞いてれば終わります。
総評:あとで困るので教授の話はちゃんと聞いておきましょう。
- 実験難易度:★★☆
- レポート難易度:★☆☆
- ディスカッション難易度:☆☆☆
- 私のレポート文字数:手書きなので不明(紙1ページ+αほど)
WEBアプリケーション開発
HTML,CSS,PHPを使って、Webサービスを作ります。
1週目:説明
2週目:説明
3週目:製作
時間外:製作
実験・レポート
実験中はほとんど説明なので、Webサービスの製作は実験時間外になります。
かなり作業量が多いので、凝った作品を作ろうとするととんでもない時間を食われます。
デザインはあまり評価されないので、楽したいのであれば、デザインを一切凝らずにセキュリティだけは完璧にしておくのがおススメです。
レポートではサイトの構造や工夫した点などをまとめます。
ディスカッション
優秀賞に選ばれた約4人だけプレゼンがあります。
優秀賞は、サイトの機能やセキュリティなどを主軸に選ばれるので、けっこう頑張らない限り入ることはないと思います。
プレゼンしたくない人は適度にサボっておきましょう。
総評:4テーマの中では一番めんどくさいです。
- 実験難易度:★☆☆
- レポート難易度:★☆☆
- ディスカッション難易度:☆☆☆
- 私のレポート文字数:Web提出のため不明
知的ロボットインターフェースの製作
私はやっていないので詳細は分かりません。
数人のグループに分かれてロボットを作るらしいです。
さらに実験は2月の最初までかかるらしいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
情報工学実験第1と比べて、何かを作るタイプの実験が多いイメージです。
何はともあれ他学科と比べるとかなり楽なので、気楽にやりましょう。
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