こんにちは。
この記事ではマイクラのマルチサーバーのラグの改善方法について解説していきたいと思います。
サーバーがラグいと以下のような問題が起こります。
- ブロックを壊したり置いたりするのがとても遅い
- 行動が巻き戻る
- プレイヤーやMobがワープする
- サーバーから切断される
これらの問題に悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてみてください!
マイクラのマルチサーバーのラグを直す方法
この記事では、サーバーを立てる作業は既に終わっているものとして説明していきます。
サーバーを立てる作業がまだ終わっていない人はコチラの記事を参考にしてみてください。

おそらく、サーバーなどが入っているフォルダは下の画像のようになっているかと思います。
もしかすると、server.batが無かったり、ファイル名が少し違ったりするかもしれませんが、気にしなくても大丈夫です。
今回、マイクラのマルチサーバーのラグを減らすために以下の手順で進めていきます。
- jarファイルではなくbatファイルでサーバーを立てる
- 64bit版のJavaをインストールする
- batファイルを編集してサーバーにたくさんメモリを割り当てる
よく分からない単語が出てきて難しく感じるかもしれませんが、とても簡単にできるので安心してください。
batファイルでサーバーを立てる
まずは、jarファイルではなくbatファイルからサーバーを立てていきましょう。
ネットで「マイクラ サーバー 立て方」と検索すると、jarファイルでサーバーを立てている記事と、batファイルでサーバーを立てている記事の2種類が出てくるんですね。
もし既にbatファイルでサーバーを立てている方は、このフェーズは読み飛ばしてもらって大丈夫です。
それではまず、server.jar があるフォルダに、
右クリック → 新規作成 → テキスト ドキュメント
としてtxtファイルを作っていきます。
ファイル名は、ここでは server.txt とします。
ここで注意点なのですが、人によっては server.jar のファイル名が minecraft_server.jar だったりすると思います。
ファイル名は基本的に何でもいいので、もし minecraft_server.jar だった人は、minecraft_server.txt というファイル名で作ってもらって大丈夫です。
- 〇〇〇.jar
- 〇〇〇.txt
この〇〇〇の部分が一致していると、分かりやすいのでオススメです!
次にいま作った server.txt を編集していきます。server.txt を開いてください。
コピペ用↓↓↓
@echo off
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui
pause
※注意※
赤線を引いた server.jar の部分は、自分のjarファイルの名前に置き換えてください!
できたら、server.txt は保存して閉じてください。
さて、このままだとtxtファイルなので使えません。
batファイルに変更していきましょう。
server.txt を右クリック → 名前の変更 で、server.bat にファイル名を変更します。
「拡張子を変更するとファイルが使えなくなる可能性があります」と聞かれると思いますが、無視して “はい” をクリックしましょう。
これでbatファイルの準備は完了です!
このbatファイルをクリックして実行してみてください。
jarファイルと同じようにサーバーが立ち上がれば成功です。
stop と入力してサーバーを閉じることができるかも確認してみてください。
ただ、このままでは普通にサーバーを立てただけなので、以降はラグの改善方法について説明していきます。
Java 64bit版のインストール
マイクラのマルチサーバーのラグを減らすためには、サーバーに割り当てるメモリの量を増やす必要があります。
上の画像は先ほどbatファイルに入力した文字ですが、青線を引いた部分がメモリの割り当て量というわけです。
-Xmxの部分が最大サイズ、-Xmsの部分が初期サイズです。
いまは約1GBしか割り当てられていないということになります。
そこで、メモリの割り当て量を変えたいのですが、32bit版のJavaだと1GBまでしか割り当てることができません。そこで、64bit版のJavaをインストールしていきます。
既に64bit版のJavaをインストールしている人は、ここは読み飛ばしてもらって大丈夫です。
自分のJavaが32bit版なのか64bit版なのかを確認する方法
- Cドライブの中を確認する
- Program Files の中に Java があれば64bit版
- Program Files (x86) の中に Java があれば32bit版
もし32bit版のJavaをインストールしていた場合は、64bit版に切り替えていきましょう。
まずは、コチラのページにアクセスします。↓↓↓
下の方に Windows オフライン (64ビット) というのがあるので、ダウンロードしてインストールします。
64bit版Javaのインストールが終わったら32bit版Javaはアンインストールしても構いません。
(たしか自動でアンインストールするかの確認がでます)
これで、1GB以上のメモリをサーバーに割り当てられるようになりました!
batファイルを編集してメモリの割り当てを増やす
それでは先ほど作った server.bat を編集していきます。
server.bat を右クリック → 編集 から以下のようにテキストを書き換えます。
コピペ用↓↓↓
@echo off
java -server -Xmx4G -Xms2G -jar server.jar nogui
pause
※注意※
server.jar の部分は、自分のjarファイルの名前に置き換えてください!
これで最大4GBまでのメモリを割り当てられるようになります。
-server の部分は、どうやら書いておくとこちらもラグ改善に役立つそうです。
<参考>
編集が完了したら、保存して閉じてください。
これで設定はおわりです!
あとは同じように server.bat を実行すればラグが改善されたサーバーが立つはずです。
回線速度を強化する
以上の説明はサーバーを立てる側だけの設定でしたが、こちらはサーバーを立てる人とサーバーに入る人の全員が行える方法です。
そもそも回線速度が遅かったり不安定だったりすると、いくらサーバーのラグを改善しても意味がありません。
回線を有線にしたりプロバイダを見直したりして改善しましょう。

回線速度テストで50Mbps以上は最低でも欲しいですね。
いまの環境のまま回線を改善したい人はここが参考になるかも。↓↓↓

よくある質問
Q, ラグは改善したのにブロックが壊せません!
もしかしてリスポーン付近ですか?リスポーン付近はOP権限がないと壊せないようになっています。
Q, 探索に出かけると重くなります
プレイヤー同士が離れた場所にいると結構重くなるようです。仕方ない。
Q, このサイトのここが分かりにくい!
どこか分かりにくいところがあったらコメントで教えて頂けると嬉しいです。
質問もご気軽にどうぞ!
まとめ
以上、マイクラのマルチサーバーのラグを改善する方法でした。
ラグのないサーバーで快適にプレイしましょう!
コメント
こちらのサイトを拝見し、設定をしてみたのですが。
Unrecognized option: -server.jar
Error: Could not create the Java Virtual Machine.
Error: A fatal exception has occurred. Program will exit.
続行するには何かキーを押してください . . .
と出てしまってサーバーが起動しません。
どうしたらよいのか改善案をいただけたら助かります。
よろしくお願いします。
返信遅くなってすいません。
-Xmxの値がPCのRAM容量よりも大きくなってしまっている可能性があります。
今回は例として4GBと設定しましたが、3GBや2GBに下げて試してみてください。