こんにちは。
これからまた1年受験シーズンが始まるということで、受験のことについて書いておこうと思いました。
慶應義塾大学理工学部を受験する予定のみなさんに向けて、有益な情報を発信できたらいいなと考えています。
(参考書について詳しく書いているのは別記事です。
この記事はしょーもない自分の経験談とよくわからん語りが含まれています。)
大学辞めるとか言ってる人がこんなこと書いてるのはおかしいですが、まあ気にしない。

高校3年生のときのプロフィール
私の入学した高校は、田舎の偏差値50ぐらいの自称進学校でした。
全体の4割が就職、5割が無名の大学、1割が国立大学に進学するような、まさに自称進学校の鑑みたいな学校です。
早慶はおろか、MARCHすら年に片手で数えるほどしか居ませんでした。
なんでこの高校に入学したのかというと、受験勉強をしたくなかったのでノー勉で入れる高校を選んだからです。
(自分の高校は好きなので、別に馬鹿にしてるわけではないです。)
高校1,2年は特に何かをするわけでもなくダラダラ過ごしていました。
たまにある自称進学校が大好きな進研模試では、300人中30位以内には入れるかなぐらいの学力だったと思います。
さて、その状態からなぜ慶應理工に進学することになったのでしょうか…
なぜ慶應義塾大学理工学部を選んだか
当時私は、将来ゲームを作って暮らしたいと思っていたので、ゲーム作りたい人はどの学部学科に行くべきかネットで調べたんですね。
すると、情報工学科ではプログラミングの勉強ができるのでそこがいいよ、と書いてあったので情報工学科に行くことに決めました。
(今となってはこの判断はアホすぎるんですがまあそれは置いといて…)
世の中には情報工学科がある大学はいろいろありますが、その中で一番偏差値が高かったのが慶應義塾大学理工学部だったという、ただそれだけの理由で選びました。
あと、関東で一人暮らしをしたかったのも理由の1つだったかもしれません。
そんなわけで、偏差値50から慶應理工を1年で狙う、割と無謀なチャレンジが始まったわけです。
参考書での独学を選択
どうやって勉強するのかというわけなんですが、私は参考書で独学することにしました。
総額2万ぐらい課金(親の金)して参考書を通販で買いまくり、それだけでどうにかするつもりでした。
普通は塾や予備校などに通う人が多いと思うのですが、生まれてから一度も塾に行ったことが無く、別にそれで困ったことは無かったので考えませんでした。
そもそも人に教わるのはあまり得意じゃなかったというのもあります。
まとめると、受験に使用したものは以下の通りです。
- 参考書n冊
- 赤本
- 高校での模試
参考書は、何月頃に〇〇をやって、何月頃に△△をやって…という風にスケジュール化してたと思います。
赤本は1月ぐらいからやっていました。
受験日の数日前に本番形式で解いてみて、部分点全カットで合格点が取れていたので、ワンチャン受かるんじゃないかと思ってました。
実際に使用した参考書・詳しい勉強法や対策などは別の記事にまとめます。
<物理編>

<化学編>

<数学編>

<英語編>

受験結果
私が受験したところは次の通りです。
(日程順)
- センター試験
- 慶應義塾大学 理工学部(本命)
- 中央大学 理工学部(滑り止め)
- 早稲田大学 基幹理工学部(おまけ)
- 東京工業大学 第5類(記念)
センター試験
730点ぐらいだったと思います。
私立志望なので、使わない教科は全く勉強しませんでした。
なので地理が50/100点、リスニングが26/50とかだったと思います。あんまり覚えてないですが。
とりあえず記念受験の東工大の足切りはパスしました。
慶應義塾大学 理工学部(本命)
スケジュールの都合上いきなり本命がくるのでめちゃくちゃ心臓に悪かったですね。
物理で「第2宇宙速度って何だっけ…」とか考えてたら大問丸々1つ落としたこと以外は、ちゃんと実力を発揮できたかなと思います。
部分点全カットの自己採点で
- 物理:5割
- 化学:7割
- 数学:4割
- 英語:6割
でした。
無事合格しました。
中央大学 理工学部(滑り止め)
一応MARCHも受けました。
完全に舐めプしてたので過去問を1度も見ずに受けた記憶があります。
「簡単だ~~~」とか思いながら8~9割ぐらい取れて無事合格しました。
早稲田大学 基幹理工学部(おまけ)
慶應受けるなら早稲田も受けるでしょ!のノリで受けました。
やる気が無かったので適当な対策で挑んだら普通に落ちました。
英語と数学で壊滅した記憶があります。
東京工業大学 第5類(記念)
完全に記念受験です。
合格点マイナス100点ぐらいで落ちました。
おわりに
以上、参考書での独学だけで慶應理工に現役合格した話でした。
参考書の詳しい紹介や使い方などは別の記事でやるのでそちらを参考にしてください。
最後に受験生のみなさんに言いたいことが2つほどあるので、暇なら読んでみてください。
1, 周りに流されないように
私は冒頭で偏差値50の高校に入学したと言いました。
早慶の受験者はもちろん1人もいませんでしたが、それでも慶應理工に合格できました。
自分の行きたい大学は、自分の意志だけで決めた方がいいと思います。
自分の高校のレベルがこれくらいだから、大学もこれくらい…とか考える必要はないです。
1年あれば偏差値は15~20ぐらい上がるので、本当に行きたいところを選べばいいです。
2, 学歴なんてどうでもいい
最後に、ここまで書いてきたこととめちゃくちゃ矛盾しそうなことを書きます。
実はこれが一番書きたかった。
学歴なんてどうでもいいです!!!!!!
自分のやりたいこと、好きなことに直結している大学を選ぶのが正解なんです。
ましてやそれは大学じゃなくてもいいです。
例えば将来Webエンジニアになりたいのであれば、HTMLやCSSなどは独学した方がよっぽど効率がいいです。
情報工学科に行くと確かにプログラミングは学べます。ですが、大学で教わるのは圧倒的に効率が悪いです。
大学に行かずにニートになって1年間Web系の独学をしてた方がよっぽど早くWebエンジニアになれると思います。
大学に行くべき人というのは以下に当てはまる人です。
- 友達・人脈が欲しい人
- 研究がしたい人
- 行きたい企業に就職するために学歴が必要な人
これらに当てはまり、さらに少々無意味な勉強を数年間続けてもモチベーションが落ちることの無い人だけが大学に行くべきだと思います。
自分が本当にやりたいことは何なのか、それは好きなことなのか、よく考えて進路を選ばないと後悔すると思います。
というわけで、この記事は以上です。
ここまで読んでくれた方はありがとうございました。
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コメント
こんばんは、高校三年生の男子です。
浪人が確定していてこれからまた勉強しなればいけないのですがスケジュールの組み方などを良ければ教えてもらえませんか?
今後の参考にしたいです。よろしくお願い致します。
>>1
コメントありがとうございます。
通常の高校3年生の場合だと、
4~6月:基礎レベルの参考書 2~3周
7~9月:基礎レベルの参考書 2~3周
10~12月:基礎レベルの参考書 2~3周
1月~:赤本
という流れがベストだと思うのですが、私は浪人の経験がないので、浪人生の場合既にどのレベルまで達しているのかによってスケジュールの組み方が変わってくると思います。
今はこのレベルで、こういう風に勉強したいという考えなどをもし提示して下されば、それに基づいた具体的なアドバイスができるかもしれません…
7.9
10.12はそれぞれ標準、応用が入る感じですか?
わざわざありがとうございます。
正直に言いますと偏差値50弱の理系大に落ちてしまい、基本事項の浅さからきていると判断しまして基礎レベルからやりなおしています。(英語ならForest)
数学は出来ているところと出来ていないところの差が激しすぎるので出来ていないところの穴埋めという感じです。
>>3
あー!コピーしたのそのままでしたw
標準・応用であってます!
そのレベルだとおそらく私の境遇と似ているので、1年きちんとやれば絶対に合格できると思います。
そうですね、今の時期は基礎レベルをしっかりやり直すのがいいと思います。
英語ならForestのような文法書や、単語帳などをやっておきましょう。
数学は出来ているところもやっぱりやらないと忘れてしまうので、あまり偏らせずに満遍なくやることをおすすめします。
青チャートやFocus Goldのような教科書的な参考書の練習問題レベルが確実に解けるようになるまでやり込みましょう。
詳しいスケジュールや参考書などはまた別途記事にまとめますので、よかったら目を通してみてください!
ありがとうございます!!!
青チャートやる前にスタディサプリとかで基礎レベルのことをかるーく確認してから取り組みたいと思っているのですがいいと思いますか?
記事は全部見まくります笑
>>5
あ、いいと思いますよ。
ありがとうございます、頑張ってください!
>>6
はい!頑張ります!!
またなにか質問したときはこたえてくれると嬉しいですれ!