こんにちは。
最近ネットで調べものをしてて思うのが、「クソみたいなアフィリエイトサイトが多すぎるなぁ…」ということです。
例えば、「ネット 回線 遅い」と検索すると、上位に出てくるサイトはほとんど全部この構成です。
- ルーターが不調!コンセントを抜き差ししよう!
- 無線の人は有線にしよう!
- セキュリティソフトなどが邪魔してる!パソコンの設定を見直そう!
- 結局プロバイダが悪い!光回線に乗り換えよう!(アフィリンクペターッ)
正直言って酷すぎますね。
誰でも思いつくような回線速度の改善法しか書かないことで、プロバイダを乗り換える選択肢しかないように錯覚させているのではないかと思ってしまいます。
(本当に筆者がこんな単純な改善法しか知らないのであればそれはそれで酷いけど…)
というわけで今回は、信頼できないアフィリエイトサイトの見分け方を解説していきたいと思います。
前提知識
そもそもアフィリエイトとは?
アフィリエイトとは簡単に言うと、「商品が購入された時に、商品を紹介した人にも少しお金が入ってくるシステムのこと」です。
おそらく一番有名なのはAmazonアソシエイトというものですね。
ブログなどでAmazonの商品を紹介して、その記事の読者が商品を購入すると、記事を書いた人にも紹介料が支払われる仕組みです。だいたい商品価格の2~10%ほどの紹介料を貰うことができます。
YoutubeなどにもAmazonのリンクが貼ってあることがあるかと思いますが、あれも全部アフィリエイトです。
アフィリエイト自体が悪いわけではない
アフィリエイト自体が悪いシステムというわけではありません。
- 紹介される側:いい商品を買うことができて嬉しい
- 紹介する側:紹介料を貰えて嬉しい
- 企業側:商品を買ってもらえて嬉しい
このように、本来は全員が得をするシステムのはずです。
ですが最近は、別にいい商品でもないのに無理やり紹介しているサイトや、買ってもらいたくてめちゃくちゃな情報が書いてあるサイトなどがあります。
今回は、こういった信頼できないアフィリエイトサイトの見分け方を解説していきます。
私のブログでも多少アフィリエイトをしていますし、別にアフィリエイトそのものが悪いと言っているわけではないので、そこら辺はよろしくお願いします。
信頼できないアフィリエイトサイトの特徴
それでは、具体的に信頼できないアフィリエイトサイトの特徴を解説していきます。
※もちろん、これらの条件に当てはまるサイト全てが信頼できないというわけではありません。
ランキング形式で商品を紹介しているサイト
例:「○○のおすすめ25選!」
何かのおすすめを検索するときによく出てくるサイトだと思います。

最近は専門家などが記事を書いていることが多く、それをサイト側も強くアピールしているため、一見信頼性がかなり高いように見えます。
ですが、複数のランキングサイト同士を比較してみると、書いてあることがまったくバラバラです。サイトAで1位になっている商品が、サイトBではランクインすらしていないことがよくあります。
これは何故かというと、比較検証する商品の数が少なすぎるからです。

例えば全100種類ある商品のうち20種類だけを比較してランキングを作っても、何の意味もないですよね。
別に紹介している商品を購入して大外れを引くことは無いとは思いますが、正直信頼できるランキングとはいい難いです。
実際に使ってないのにおすすめしているサイト
当たり前ですが、使ってもいないのにめちゃくちゃ強く商品をおすすめしているサイトは信用できません。
使ってないことが明らかに分かるのであればいいのですが、使ったように見せているくせに実際は使っていない記事がよくあるのが問題です。
「使って検証しました」と書いてあっても、その証拠の写真などが無いと嘘かもしれないので信じないほうがいいです。
数十個も比較検証している記事の場合は、めんどくさくなって適当にレビューを書いている可能性もあるので注意しましょう。
↑この記事とか特に酷いです。プログラミングを少しやっている人ならどれだけ酷い記事か分かると思います。レビューの内容も嘘書いてますし素人ライターに書かせたのかな…?
(この大手比較サイトは実際に購入して比較検証することをポリシーにしているはずなのですが、全くの大嘘だということが分かりますね…)

私は、使っていない商品をおすすめするときはきちんと使っていないことを明記するようにしています。
悪いところを一切書いていないサイト
どんなにいい商品・サービスでも、何となく悪い箇所が少しは見つかると思います。
商品1つや2つなら本当に悪いところが見つからない場合もあるかと思いますが、何十個も比較してそれらの商品どれにも悪いところが無いなんてことがあるわけないです。

↑この記事などが分かりやすい例です。これでもかと言うぐらい良い感想しか書いておらず、しかも書いてある内容も薄すぎるという酷い有様です。
買ってほしいから良い感想しか書いていないのだと思いますが、悪いところが書かれていないと余計どれを選べばいいのか分からなくなりますし、完全に逆効果です。
実際に使っていない可能性も高いので、信頼性は極めて低いと言えます。
内容が薄いサイト
記事冒頭で取り上げたような、ネット回線に関する記事が多いです。

↑綺麗な例がこちら。
- 回線が遅くて悩んでいるユーザーが「ネット 回線 遅い」などで検索する。
- 上の記事に辿り着く。
- どこでも書いてあるような内容しか書いておらず、当然回線速度が改善しない。
- 「結局プロバイダ変えるしかないのかなぁ…」と考え始める。
- 記事下にあるアフィリエイトリンクをクリックする。
このような誘導システムになっています。
正直、他にもネット回線を改善する設定方法はたくさんあります。(コントロールパネルからオフロードをごちゃごちゃいじったり…コマンドプロンプトで受信ウインドウ自動チューニング以下略)
あえて細かい設定を紹介していないのか、単純に知識が無いだけなのか知りませんが(多分後者)、とにかく内容が薄いです。
記事の内容が薄いとそもそもおすすめしている商品自体の価値も怪しくなりますし、このような内容が薄いサイトはまったく信用しない方がいいと思います。
マイナーな商品を紹介しているサイト
アフィリエイトというのは、サービスごとに報酬額が決まっています。
例えば、光回線の開通が成立した場合、紹介者は約10000円ほど貰えます。
この額はサービスごとに違い、8000円のサービスもあれば17000円のサービスもあります。(A8.netで確認しました。)
これが原因で、一部のアフィリエイターはおすすめの商品を報酬単価で決めています。
ランキング形式の記事で、2位3位は有名なサービスだったのに、1位に「何やこれ…」みたいなサービスがある場合がそれです。
記事の筆者は別におすすめだと思っていないけど、とりあえず報酬単価が高いから無理矢理おすすめしとこ!みたいなノリで書いていることがあります。
他のサイトには書いてないような変なサービスが出てきたときは疑うようにしましょう。
信頼できる情報の探し方
ある程度信頼性が高い情報を得られる場所をいくつか紹介します。
※もちろんここに書いたものすべてが信頼できるとは限りませんが、上で挙げたようなアフィリエイトサイトよりは圧倒的にマシだと思います。
Youtubeのレビュー動画
YoutubeにもAmazonアソシエイトがあるのでアフィリエイトサイトと同じですが、動画であるということがやはり大きいです。
実際に使っているところを見ることができますし、いい投稿者だと他の商品と比較検証もしてくれます。
ただし、サイト同様に全く悪いところを言っていない場合はわざと買わせようとしている可能性があるので完全に信頼するのはやめましょう。
Amazonレビュー
「★☆☆☆☆ 初期不良でした、もう二度と買いません」みたいなクソレビューを除いて見れば、割といい場所だと思います。
ユーザーが嘘偽りなく感想を書くので、きちんと情報の取捨選択ができる人におすすめです。
個人的な意見ですが、★4はいい商品、★4.5は即決レベルでいい商品、★5はサクラです。
Twitter検索
商品やサービスによっては検索が難しいこともありますが(呼び方が何種類もあったりする場合など)、こちらもユーザーが嘘偽りなく感想を書くのでいい情報源になると思います。
企業のツイートは排除して、個人のツイートだけ見るようにしましょう。
まとめ
以上、信頼できないアフィリエイトサイトの見分け方でした。
アフィリエイトしてるブログの運営者がこんなこというのもおかしいですが、悪質なアフィリエイトに騙されないように注意してください…!
少しでも参考になったなら嬉しいです。

一番大事なのは、複数人の情報を参考にすることです!
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