こんにちは。
この記事では、慶應義塾大学理工学部に合格した私が、おすすめの英語の参考書を紹介していきます。
実際に私が使った英語の参考書を紹介していくので、ここで紹介した参考書で勉強すれば慶應理工合格レベルに達することが可能です。
- 慶應理工に合格するために必要な英語の参考書のレベルを知りたい
- 実際に合格者が使っていた参考書を紹介して欲しい
- どういうスケジュールで勉強していけばいいかわからない
- 慶應理工の英語の傾向と対策は?
こういった疑問に答えていきます。
これから慶應理工、またはそのレベルの他の大学の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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おすすめの英語参考書【慶應理工合格レベル】
大学入試の英語は、主に「単語」「文法」「長文読解」の3つの分野から成り立っています。
どの分野も、とにかく時間をかけて数をこなすことが大切になってきます。
英語はあくまで言語なので、きちんとやっていれば必ず成績が伸びる教科です。
他の理系科目が苦手な人は、英語で点数を稼げるようにしておきたいですね。
それでは、以下で実際に私が使った参考書を紹介していきます。
総合英語 Evergreen(総合英語 Forest)
総合英語 Evergreen(旧:総合英語 Forest)は入門レベルの英文法の参考書です。
「ここの文法なんでこうなるの?」という問題が出たときに役に立ちます。
ただ、必ず購入する必要は無いように感じました。高校で別の文法書が配布された場合は、そちらで十分だと思います。
また、レベルも低めなので、高校1年, 2年レベルの文法がだいたい理解できているなら読む必要はありません。
私はForestを使いましたが、春に1回流し読みして、その後一度も開きませんでした…
Next Stage 英文法・語法問題
言わずと知れた有名な文法問題集です。高校で配布されるところも多いはず。
問題数がかなり多いので、とりあえずこの参考書を完璧にしておけば基本的な文法問題には困ることは無くなると思います。
赤シートで答えを隠せるようになっているので、無限に周回できます。
春から入試直前まで何度も使う参考書になるので、文法関連の参考書に悩んでいる方は1冊持っておきましょう。
単語王 2202
単語帳は「ターゲット1900」「システム英単語」あたりが人気ですが、私はこの「単語王2202」をおすすめします。
単純に早慶レベルに対応している点と、単語数がそもそも多く、さらに単語1つに対する意味がかなり多めに載っているのが高評価ポイントです。
既にターゲットやシス単を持っているならそちらでいいと思いますが、そもそもまだ単語帳を持っていない人には、この単語王を特におすすめします。
速読英熟語
長文を読みながら英熟語を覚えられる一石二鳥の参考書です。
長文は全部で50個ぐらいあり、長文1つにつき10個以上の英熟語フレーズが登場するので、非常にたくさんの英熟語を覚えることができます。
長文読解力、英熟語力が身につき、さらに繰り返して読むことで速読力も鍛えられる、本当におすすめの参考書です。
速読英単語 2 上級編
速読英熟語の単語バージョンです。
上級編という名前の通り、単語帳には載ってないような難しい単語が多く登場します。
難関大レベルの参考書なので、実際にこの本で出てきた単語は入試の長文で見かけることも結構ありました。
また、全体的に理系の文章が多いので、理工学部を受験するときにはかなり役に立つと思います。
個人的に一番お気に入りの参考書です。とてもおすすめです。
やっておきたい英語長文 500・700
有名な長文読解の問題集です。
500はMARCHレベル、700は早慶レベルです。
1000もありますが、こちらは東大レベルなのでやってもやらなくてもいいと思います。私はやってません。
長文読解の問題集はたくさんあるので、この参考書だけでは足りないと感じたら他の本も買って数をこなしていきましょう。
ポレポレ英文読解プロセス50
難関大の長文問題では、一文がとても長く文法的に分りづらい文章がよく出てきます。
そういった複雑な文を読み解くために必要な知識が身につく参考書です。
長文問題をやっていて、「単語は分かるけど文章が読めない…」ということが多くあるなら、この参考書をやったほうがいいですね。
参考書での学習スケジュール
1年での勉強を想定してスケジュールを組んでみました。
私も実際にこのスケジュールで勉強しました。
春~夏
4月から夏休みまでは、基礎を確実に固めます。
高校1, 2年の簡単な文法などは完全に理解している状態にしておきましょう。
この段階では長文読解はあまりしなくてもいいので、単語帳や文法書を周回していきます。
夏~秋
夏休みからは簡単な長文を読んでいきます。
速読英熟語や、やっておきたい英語長文500あたりのMARCHレベルの参考書をやっていきましょう。
このレベルの長文がすらすら高速で読めるようになればOKです。
もちろん単語帳や文法書の周回も忘れずに。
秋~冬
秋からは早慶レベルの長文問題をやっていきます。
速読英単語 上級編や、やっておきたい英語長文700レベルの文章がすらすら高速で読めるようになれば完璧です。
単語帳は、各単語の全ての意味が瞬時に出てくるようになるまで仕上げましょう。
入試直前
1月~2月の頭にかけて、赤本を解いていきます。
基礎が固まっていない状態から赤本を解き始めるのはやめましょう。
英語の場合は、赤本はあくまで自分の実力を測るために使うのがいいですね。
赤本を何度も周回するのはあまり効果がないように感じました。
力が足りないように感じたら、他の早慶レベルの長文の参考書を買って数をこなすことをおすすめします。
慶應理工の英語:傾向と対策
慶應理工の英語の概要
慶應義塾大学理工学部の英語について説明します。
大問は4つで試験時間は90分です。
長文問題が2つ、会話文が1つ、空欄補充が1つです。
大半は選択肢で、一部単語を書いたりするものもあります。
理系科目が苦手な人は、英語で7~8割は確保する必要がありますね。
慶應理工の英語の傾向・対策
全体的に理系の文章が多いので、理系関連の単語は意味をおさえておいたほうがいいです。
赤本に出てきた理系関連の単語は確実に覚えておきましょう。
長文読解
基本的には選択肢に目を通した後に本文を読むようにします。
全ての文章をしっかり読んでいると時間が無くなってしまうので、問題と明らかに関係ないなと思ったところは流し読みしましょう。
アクセントや文法の問題は、一瞬で答えられるレベルにしておきましょう。
空欄補充
頭文字が与えられており、日本語訳に合う単語を書く問題です。
試験が始まったらまずここを5分程度で終わらせましょう。
難しい単語はほぼ出ないので、8~9割は取れるようにしておく必要があります。
<参考動画>
まとめ
以上、慶應理工合格者が実際に使ったおすすめの英語の参考書を紹介していきました。
ついでに傾向と対策も少し書いてみました。
受験生のみなさん、頑張ってください!
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